105号:ゆうこう歯科ネットワーク「お口の中の菌を見たことはありますか?」

院長あいさつ

こんにちは!
空気もカラッとして過ごしやすい季節になりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。朝晩は少し肌寒いくらいで、一日の服装に悩む日も多いと思います。日中との気温の差が激しいので体調などにも十分気をつけてくださいね!

スタッフからのひと言

9月終わりに、ゆうこう歯科の照明をLEDに変えました。照明の電気代が半分とのことで「省エネ」に取り組みます。
またインターネット回線に、ネットワークセキュリティールーターを導入し、万が一の情報漏えいや、ウィルス感染の防止対策を強化しました。それに合わせ、デジタル対応電話機に更新しました。目に見えない変化ですが安心や省エネに今後も取り組んでいきます。

医院長 高橋 雄幸

生活が便利なもので溢れ、それが普通になっていて、何かがないと遅れている!と思いがちだったり、確かに携帯電話などで随分助かることもあるのですが・・・・家の電話なら機種変更する必要もなかったしな~とか、友達の家に電話するのもドキドキだったことがなつかしかったり・・・年のせいですかね

畠山

我が家に生後2か月のパグがやって来ました。来た時には2kgもなくて、片手でひょいと抱っこできていましたが、現在4kgになりスクスクと大きくやんちゃに育っています!9才のフレンチブルドッグと仲良く親子のように過ごしています。2匹って。予想以上にとても楽しいです♪

有働

義姉がデコ教室をしているので先日初めて体験させてもらいました。小さなパーツを並べていくのですが、まばたきを忘れるくらい熱中して、すごく楽しかったです。芸術の秋なので、いろいろ体験したいです。次はガラス体験計画中

吉岡

先日、みろくの里に行ってきました!乗り物も意外と沢山あって、ほとんど並ばずにスイスイ乗ることができました!!昔と違って体力がないので、帰る頃にはグッタリでしたがとても楽しかったですよ♪「いつか来た道」もおススメですよ~
最近はいろんなアーチストのライブに行っています。CDで楽しむのもいいですが、やっぱり生歌は格別ですね。夏は各地でフェスも多く開かれるのでこれから楽しみです。

安宗

歯周内科専用歯みがき剤
ぺリオバスターN のご紹介
100ml 2,000円

真菌(カビ)の除去が目的の天然成分で構成された安全な歯みがき剤です。歯周病や口臭が気になる方にオススメです。ぺリオバスターの主成分は食肉類の腐敗防止剤として開発されたもので、人体に安全な天然成分です。
アロエやヨモギ、ヒノキ、人参、海藻といった漢方の成分でできており、副作用の心配もありません。
*成分の中にヒノキが入っているので花粉症の方は反応がでることもあります。
*天然成分なので日光に当たると色が変色する場合があります。効果的には問題ありませんが、冷暗所で保管してください。

お口の中の菌を見たことはありますか?

みなさん、歯ぐきから出血したことは、ありませんか?口臭が気になったり、家族から指摘されたことはありませんか?それは、歯周病原菌が原因している可能性が高いです!
お口の中には目では見えない、歯周病原菌がたくさんいて、歯と歯肉の奥深くに潜り込んでいる可能性があります。
それらの菌によって、歯周病が進行していきます。歯周病は虫歯と違い、痛みなどの自覚症状がないため、知らないうちに、進行していきます。歯がグラつくなど、痛みがでたときには、重度の歯周病になっており歯を抜かないといけないということもあります。

ゆうこう歯科では「顕微鏡検査」を導入しています。歯周病菌は簡単に調べることが出来ます。お口の中からほんの少し歯垢を採取し、それを顕微鏡で画像に出して、拡大して歯周病菌の存在を確認することができます。

では、一体どんな菌がいるのでしょうか・・・

  • 真菌(カビ)‐カンジダアルビカンス
    カビのため臭いがあり、ネバネバ感もあります。カビが成長すると歯ぐきに根を下ろし、炎症を起こして出血したり、カビが根を下ろす時に酸をだし、知覚過敏を引き起こすこともわかってきています。
  • 細菌‐スピロヘータ
    歯周病の代表格であるスピロヘータは本来お口の中にいてはいけない悪玉菌です。動きが速く、この菌が存在するとほかの悪玉菌も増えてきます。スピロヘータがいるということは現在歯周病が進行している状態か、将来的に歯周病が進行しやすい状態にあるといえます。
  • 原虫‐口腔トリコモナス・アメーバ
    寄生性を持ち、また病原性を持つ単細胞の微生物のことを一般的には原虫と呼んでいます。歯周病に代表される原虫は人体寄生性のものが多く、性感染など人と人との接触で伝播することがあります。

感染経路は?

生まれたときには人のお口の中には歯周病菌は存在しません。しかし、もともといない歯周病菌がなぜ今お口の中にいるかというと、人からうつされているのです。回し飲みや回し食い、箸の使いまわし、キス、くしゃみなど日常生活の中で家族の間でうつしあってる状態にあるかもしれません。歯周ポケットが深いなど、菌が住みやすい環境にあるとお口の中で定着して歯周病を発症する可能性が高くなります。

☆ みてもらうポイントは・・・

* 菌の動きは活発かどうか。
* 菌の種類・大きさはどうか。
* 菌の数は多いかどうか。
※顕微鏡で確認することによって、現在の状況、これからどうなっていくのかが予想できます。

↓処置としては・・・

  • ひどい場合は、細菌の除去薬剤の内服
  • カビとり・歯周病予防歯磨き剤ぺリオバスターの使用(新聞の表面に、ご紹介しています。)
  • 口の中を清潔に保てるように歯科と家庭でのクリーニング方法の習慣

再発を予防するには?

カビ菌は口腔内常在菌といってお口の中に必ず住み着いている菌です。徹底的にやっつけても、空気中や食べ物や手の指などから再びお口に戻ってきます。全滅させることは不可能なのです。ですから毎日の歯磨きと歯科医院における定期的なプロフェッショナルクリーニングが大切です。カビ菌が増えすぎると歯ぐきが腫れるなど、悪い影響が出てきます。また、カビ菌は歯周病菌の快適な住みかにもなりますので歯周病菌が再感染しやすくなります。  定期的に歯科医院に通って、歯周病菌が再感染していないか、カビ菌が増えすぎていないか、顕微鏡で確認しカビ菌が増えすぎないように専用の器具を用いてクリーニングを行う必要があります。 定期的に菌をチェックし、歯周病から歯を守りましょう!