再石灰化でむし歯を治そう!

「一度なってしまうと、むし歯は決して治らない」日本では長くそう信じられてきました。初期むし歯も大きく削って、詰め物をしてきたのです。
けれども今では再石灰化の力で初期のうちなら削らずにむし歯を治せることが分かってきました。

むし歯というのは、プラーク(歯垢)の中に住む、むし歯菌が食べかすを栄養にして《酸》を作る事が原因です。そうして口の中が酸性になり歯の表面から【ミネラル(カルシウムやリン)】が奪われていきます。これを《脱灰》といいます。《脱灰》という現象は食べたり飲んだりするごとに起きているのです。
その一方、失われたミネラル分を歯の表面に戻す《再石灰化》の働きを担っているのが唾液です。歯の表面が唾液にひたされると歯はミネラルを取り戻し《再石灰化》が行われるのです。
こうして歯は常に《脱灰》と《再石灰化》を繰り返します。この2つの働きのバランスが崩れて《脱灰》ばかりが多くなるとむし歯が出来るのです。《脱灰》と《再石灰化》のバランスが維持出来ているときむし歯の進行は止まります。

再石灰化を促進するには
@食事は良く噛んで。たっぷり唾液を出す。
A間食はしてもいいが回数を少なくする。ダラダラ食べてはダメ。
B就寝前の飲食はしない。
C一日一回、特に就寝前に、ていねいに歯磨きをする。
唾液の分泌がほとんど止まってしまう睡眠中などは、長時間酸性環境のままになる可能性があります。寝る前に飲食をしたり、歯磨きを怠ったりすると脱灰が進行してしまう危険性が高くなります。
Dフッ素入り歯磨き剤を使う。
Eキシリトール入りのガムを噛んで虫歯菌を減らす。
F定期的にプロのクリーニングを受ける。大人なら半年に一度。子供なら3ヶ月に一度。

 
     
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