薬と食事と歯の関係???
顕微鏡が作られてから多くの医学者たちが、病気の原因となる菌を見つけてきました。
そうすると次はどうすれば病原菌を体内に入れないようにできるか(衛生・予防)、どうすれば病原菌を殺せるか(殺菌法・薬の開発)、が研究されるようになりました。
薬の時代は1950年代にやってきました。今からたった50数年前です。
イギリスのアレキサンダー・フレミングが、パンに生えた青カビからペニシリンを発見、その後ストレプトマイシン・クロラムフェ二コール・テトラサイクリンなど、今で言う抗生物質が作り出されました。
なんとこれらはほとんどの病気に対して特効薬となりました。しかし、抗生物質にも多くの問題があることがわかってきました。この薬を使っているうちに菌の力が強くなって、効かない病気が出てくるようになりました。それに色々な副作用も報告されるようになりました。
最近良く耳にするMRSA=メチシリン耐性黄色ブドウ球菌による院内感染もこうした抗生物質の効かなくなった病気です。
その他大量に使っているうちに外敵の病原微生物から体を守ってくれる体内の有用な微生物も殺してしまい、菌交代症を起こしたりビタミン欠乏症を起こすこともわかったのです。
薬と聞くと私たちは単純に「病気を治してくれるもの・からだに有益なもの」と考えがちです。
でも医学界に驚異的なセンセーションを巻き起こした抗生物質も万能ではなかったのです。
それに抗生物質はウイルスが起こす病気(インフルエンザ・エイズ・C型肝炎など)にはまったく効き目が無いこともわかったのです。
ウイルスが原因の病気は治す薬が無いのです。こうした病気に使われるのは熱を下げたり、痛みを和らげるものくらいしかないのです。
例えば、病院で処方されたり市販されている風邪薬薬は「風邪の症状を和らげるもの」なのです。熱を下げたり、鼻の通りをよくしたり、咳を止めたりするものなのです。
風邪が治るのは体の力、つまり「免疫」によるものなのです。体の免疫が強い人は風邪にかかりにくいし、かかっても早く治るのです。また、病気は感染症(病原菌によって発病する)だけでなく、多くのものがあります。最近増えている生活習慣病にも薬はあまり効きません。
薬は菌を殺すのは上手なのですが、壊れた組織を治すことはできないのです。
1974年にWHO(世界保健機関)は次のように報告しています。
「我々は、敵方(病原菌)のことに気をとられ過ぎて、我々自身の防御力(免疫)のことをいくらか見落としていた。さしあたりほとんどの下痢症、呼吸器系、その他ありふれた感染症に対しては、適当な食事こそが最も効果のある薬なのである」と!
薬も上手に飲めば体によく効くかもしれません。でも、まずは自分の中にある防御力(免疫)を高めるようにしましょう。
そのためにはまず、栄養をとることが大切です。しっかり食事が食べられる丈夫な歯を維持できるように毎日のホームケア(歯磨き)と定期健診を心がけましょう!
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